フリーランス女性の働き方

フリーランス|価格設定が会社員思考のまま値段付けし失敗した体験談

完璧じゃなくていい
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こんにちは、Narui My(なるいまい)です。

フリーランス2年目、仕事の価格設定について見直してみました。

最初は安く価格設定をしていたのですが、やはり割りに合わないと思うし、この値段で大丈夫かな?と不安もいっぱいだったし、何よりも会社員マインドのまま価格設定していたのが自分の身体を痛めてつけていました。

そこで、フリーランスになってからの価格設定についての気づきについてまとめます。

フリーランス初心者あるある!価格設定が会社員マインドのままだった私

考える 気づき

フリーランスになり始めの時って、とにかく自信がないのを鮮明に覚えています。

「どこかの会社員の私」ではなくて「等身大の私」が仕事を受けるので、色々怖かったんですよね。

特に、会社員時代に色々クレーム対応を経験してきたので、面倒くさいお客さんの対応の記憶がなかなか消えなくて、そういうお客さんにあたった場合どうしようとか。

「どう責任とってくれるんだ!」っていうまだ見ぬ妄想が怖くて、値段設定を下げる事で大きな責任逃れができるって思っていたんですよ。

さらに、まだ実績がない状態であればなおさら。

「え、このクオリティーでこんな値段とるの?」とか言われるのかな〜とかね。

もう〜ネガティブ思考ですよ!!

さらにさらに、当たり前すぎて、先輩起業家の方からつっこまれるまで気が付かなかったのですが・・・

価格設定が会社員のままだったんですよ!

どういうことかと言うと、会社に所属していた時の時給をフリーランスになった自分の時給にしたり、アルバイトだったらこれくらいかな?と一般的なアルバイトの値段を採用したり。

それってありえないくらい低い単価ですよ。

プロジェクト単位で仕事を受けたり、アルバイト契約をしたり、フリーランス1年目は色んな価格設定を体験しました。

アルバイト契約の仕事は1時間1500円で対応、プロジェクトは1プロジェクト20万とか。

私の価格設定を先輩起業家の友達に言ったら、びびりすぎってつっこまれました(笑)

会社員と同じ単価は自信がついたら卒業しよう

いくら先輩から価格設定が低いと言われても、フリーランスは自己責任ですから。

私の過去を振り返ると、単価が低いのは「自信のなさの表れ」な感じがします。

だから単価を上げる勇気がなかったし、高い価格設定をした時に罪悪感がでるんですよね。

会社員時代、こんなに高い値段で見積もり出したことないなとかね。

とにかく「こんなに請求していいのかな?」って、常にドキドキだったんですよ。

身を持って体験した値段を下げるデメリット

ストップ

安く見積もりを出した案件がありまして。

14万円で提案した案件があり、仮に日給1万円(会社員だったら)14日以内に仕事を終わらせないと割に合わないんですよね。

ま〜14日以内に終わらないわけですよね。

それ以降作業がかかると労働量が増えてマイナスになるわけですよね。

その上、他の案件も入ってきて、私の身体は疲れてしまったんですよ。

私、フリーランスになったのに会社員と働き方変わらないじゃんって気づいたんですよね。

身体に負担が来て気づいたんです。

フリーランスになってまで身体壊して働く?って自分に問うと、そこまでしたくないって言うのが正直な本音なんですよね。

もし、一般的に日給1万円が会社員の平均だとしたら、会社員マインドのまま価格設定はしちゃいけないです。

フリーランスだって個人事業主なんですから

大丈夫

外注を使わず、まだ一人で全て作業している場合。(今の私ですが)

1つのプロジェクトを受ける間、他の仕事ができない事ってあるんです。

そうすると他に利益を出せなくなるわけですから、自分の価格って下げちゃいけないんです。

特に、私の場合は法人に対して最初めちゃくちゃ低い見積もりをしていました

それは私が法人に対しての偏見があったのが原因なのですが。

フリーランスで法人と仕事をし気づいた事|大きい存在に対する先入観

2019.04.28

法人=大きな存在=自分より全てにおいて高い・偉い・強いっていう先入観があったんですよ
(個人=弱い、つぶされるとかね。どれだけ私ネガティブなんだよ!)

先輩から「法人相手こそ通常の3倍くらいは普通に請求しなきゃダメだよ」とつっこまれました。

もちろん、全てのフリーランスがそういう価格設定をしなくてはいいと思いますが。

私は自分の身体が追いつかなくなって始めて先輩の言う意味がわかりました。

自信がついてきたらね、自分の身体をいたわって自分の納得する値段にするんですよ。

フリーランスの価格設定|状況に応じて値段を決める

選択

今の値段設定は状況に応じて価格を決めています。

これは私みたいに自信がない1年目はできない人もいると思います。

それはそれで大丈夫。

いくら他人から単価が低いと言われても、内面は「不安、怖い、自信がない」という気持ちが強い時はその気持ちを大事にしていいんですよ。

特に私の場合は一般的なフリーランスとは違い、得意分野を仕事にしようとしたわけではなく、なぜか自分の元に来る仕事を始めたので尚更自信がなかったんですよ。

今の自分に自信がなく不安でも未来のなりたい職業を宣言する大切さ

2019.08.21

そういう経験を全部自分のものにした時、自然に怒りが湧いてきますから。

なんでこんな低い単価でやってきたんだ!って(笑)

つまり、それは自信がついた証拠だったり慣れてきたという証拠ですよね。

時給を決める時

ビジネス

これはフリーランスに多いと思いますが、他の個人事業主や法人から仕事を受注する場合。

単発であっても長期であっても。

イメージ的には会社員と変わらないです、その会社の仕事をするけど、お金の契約が会社員ではなくフリーランス契約になるだけ。

でも、会社員と同じ時給は絶対請求しません。

割りに合わないですから。

その時は自分が欲しい年収を時間で割ってみます

単純に計算すると、仮に年収1000万円欲しいとすれば月額約80万円だとし、それを20日間働き1日8時間労働とすると時給は5000円ですよね。

とは言え、これに税金などの支払も考えると、これに2-3倍の値段をかけて時給を15,000円が最低ラインになります。

現実問題、法人が個人へ時給15,000円払う所ってないと思うんですよね。(外資企業とかならありえそう。)

でも私は時給で何か仕事が発生する場合はそれ以下では受付けないと思います。

単発でコンサルティングとか受け付ける時、1時間いくらという感じだとありえる時給です。

時と場合によりますよね。

相場を確認する

時給ではなく、プロジェクト単位で仕事をする場合。

一通り業界の相場を調べます。

調べて平均を出したとしても、本当に自分だったらその金額でやるか考えて値段を決めます。

実際の作業量や作業費を考えながら。

一番良いのは自分のサービスを持つこと

フリーランスの価格設定は基本的に他社から依頼される他社のために対応する価格設定です。

でも、常にそればかりやっていると会社員と変わらないってフリーランス2年目で思いました。

やはり一番良いのは自分のサービスをしっかり持つ事。

例えば、得意分野に対して時間単位でコンサルティングをする、自分の商品やサービスを持って販売する。

その値段設定に関しては自分で決められますし、値段が高くてもしっかり価値提供があればお客様は自分につくんだなと感じるのが最近の感想です。

ちょうど今そういうタイミングにいて、自分のサービスを企画している所ですが、他社のために時給や価格を設定する時より身体や精神的にストレスがないな〜と感じます。

フリーランスと言ってもスタイルは本当に自由なので、自分にあったビジネススタイルを作っていきたいですよね。

まとめ

私のフリーランスの入り口はちょっと変わっていて、得意でもなく好きでもなく、ただ求められる仕事に対して応えたのが始まりでした。

だからこそ、自信がないし、怖いしという気持ちが大きくて、普通に会社員時代と同じ時給設定をしていました。

でも、フリーランスになっても会社員と同じ単価はよくありません。

身体が持たないし、結局会社員時代と変わらないからです。

とは言え、自信がない時は無理に単価を上げなくてもいいんです。慣れた時に自然と見直す時期が来ます。

その時にちゃんと利益が取れる値段設定にしたり、または自分のサービスを持てるようになるとストレスが少なくなると思います。

それこそ自分自身を仕事にするという感覚です。

以上、フリーランス2年目にして気づいた自分の価格設定が会社員マインドのまま体験でした。

来年は3年目。また新たな気付きを随時更新していきます^^

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