世界中を旅するのも良いけど海外で働く経験も欲しい方向けに、英語が話せなくても意外にその夢は簡単に叶ってしまう現実を私の経験をもとに記事に残しておこうと思います。
英語は話せないしTOEIC300点代でも大丈夫。
東南アジア(特にマレーシア・シンガポール)は今すぐにでも転職できると思います。
下記項目に沿って詳細を書いていきます。
勝手な思い込み=海外現地でしかわからなかった現実

自分が意識している・思い込んでることが現実となって現れるとよく言われるけど、本当その通りだなと実感したのがマレーシアへ行った時。外資企業で5年目で日本からマレーシアへ転籍した。その時全部背負ってた。「英語でお客様からなめられちゃいけないし現地のローカルのスタッフと対等に話さなきゃいけない」って。
そう思い込んでいる私の現実は本当にその通りになって、仕事中もプライベートも現地の人と英語漬けの毎日。マレーシアへ行った当初、日本人と関わることは全くなかった。日本人と出会うこともなかった。
でも、さすがマレーシア。移住したい国トップ10に毎年入るのには理由があるんですよね。
英語が話せなくても生活できてしまう現実があったんです。
当時の私は営業職だったので日本人が集まりそうなイベント・機関に顔をだし徐々に人間関係を広げていき、出会った人達にどうしてマレーシアへ転職したのか聞いたりしました。
海外で働いてみたい!という自分の人生を豊かにする経験が欲しいという方やワクワク感で行動した人が多かった。(素敵ですね♡)でも皆TOEICなんて300点だよっていう人が多かった。ネイルショップで出会った日本人の女性はまだ19歳くらいで、英語離せないけど海外でネイルやってみたくてという理由だけで来ていた。
英語使ってる?と聞いてみた。
「ご飯買う時くらいだからあまり使ってない」という回答だった。お客様もほぼ全員日本人だし社員も日本人だし困ることはないとのこと。
それくらい日本人在住者が多いから日本人を対象としてレストランを含むショップも多く日系企業の進出も多い。日本人コミュニティーが各国にあるから、そこで出会えば助けてくれる日本人が沢山いるわけです。
「あ、こういう世界ってあるんだ」って初めて知らないをしった時でした。現地に行ってみて初めて知った現実でした。
私の印象は「世界を旅する」英語力で東南アジアだったら働けちゃうんだなって感覚でした。
そして英語が話せなくても現地の企業は日本人を雇いたい理由があるんです。↓
マレーシア人はマレーシア人に頼みたい

マレーシアを例に出すと、マレーシア人は同じマレーシア人に営業を頼んだ方が効率が良いのです。電話や対面での説明に関しても、やはりローカルがローカル担当をすると成約率が上がります。(営業の話だと)
これと同じ事が日本人にも当てはまるのです。
日本在住者や日系企業も多くなると案件をもってきたり対応してくれる「日本人」が欲しいわけです。
日系企業への電話や面会なども日本人担当者が出てくるので、やはり英語は使わないわけですよね。でも、仕事で行ってるので英語力とか関係なく案件はしっかりゲットしてこないと(笑)仕事は仕事。
英語より現地語が大切

東南アジアに転職するとなると、英語より必須なのが現地の言語。特にマレーシアやシンガポールは英語で十分生活できますが、インドネシアは本当に英語が通じない・・・現地の言語を一から学ぶ必要があります。
マレーシアやシンガポールも一緒。中華系が多いのでマンダリンが話せると強いです。
実際に住んでしまうとある程度は自然に習得します。現地に住んでいると緊張感が脳をフル回転させてくれます。人間はその土地に適応するようになっているんだな~と環境の力にはびっくりします。
マレーシアを含む東南アジアへの転職事情

日本にいると現地の現実がわからないから結構構えてしまう方がいるかもしれません。
大手企業の駐在員はもちろん英語を話せなくても仕事の関係上異動になる方もいます。そういう方々は通訳が毎日つくので全然問題ないという現実。
英語は中学レベルだけどもう3年住んでいますという知人。
たった少しの行動力で意外に海外移住はできてしまう。現地に行ってみないとわからないものですね。助けてくれる人も沢山。思ってた以上に海外に出てみると皆助けてくれます。
海外マレーシア企業で働くまとめ
ネットで沢山海外情報を探しても、実際現地に行ってみないとわからない。その通りだなと思いました。英語が壁で海外転職をためらっているならもったいない!
行ってみるとその壁を越えて沢山の日本人が活躍していました。ヨーロッパやアメリカで働く壁が高かったら一度東南アジアでの経験も良いと思います。
私はマレーシアへ行き固定概念が沢山こわれました(笑)
海外転職で気になることがあればお気軽にコメントください♪
本日も皆様にとって素敵な一日になりますように。
私も英語どころか、英単語だけで仕事しています。マレーシアの人は勘がいいですね。
コメントありがとうございます!そうですよね!今思うとマレーシア人は勘が良いですね!!
はじめましておめにかかります。関西在住の28歳男性です。
マレーシアのサイバージャヤの日系IT企業からITヘルプデスク(日本人向け)のオファーがあり、応募を迷っている所です。
ヘルプデスク・IT業界未経験で、コールセンター経験4年あります。
英語に関しては英語圏長期滞在経験ありません。資格としてはTOEIC910点(2016年)、IELTS academic 5.5(2013年大学卒業直前)。あと実用フランス語技能検定2級(2011年2月大学2年終わり)があります。
マレーシアには行ったことがありません。
マレーシアには興味あるのですが、月収6050RMで貯金が出来る余裕のある生活ができるのかどうか、マレーシアのスーパーの農産物は農薬が多く、オーガニック農産物は日本並みの価格だと聞き、心配です。パンや屋台の料理も不健康(油・塩多め、添加物)など聞きました。
実際に住まわれてどうでしょうか?
ゆうきさん
コメントありがとうございます。素晴らしい語学力ですね!ゆうきさんなら、マレーシアに限らずどこでも働けますね^^
ご質問にある「貯金ができる余裕のある生活」が人によって基準が異なるため、yes/noでは答えられませんので私の経験をもとにお答えしますね。
まず、日本人はマレーシアからすると外国人になりますので、税金の支払額がとても高いです。
私がいた時は25%でしたが今は26%の可能性があります。
26%を半年間給料から減給されますので、RM6050からRM1573毎月引かれた金額で生活することになります。これは確定申告をすることで一年後に戻ってきます。私も最初は25%(当時)を半年間引かれて暮らしたので、ちょっと生活は厳しかったです。確定申告後、30万そのまま戻ってきましたけど。
マレーシアの外資系企業であれ日系企業であれ、日本人は外国人である以上26%の税金を取られるのは決まっています。会社によっては入社してから半年間毎月26%引く所もあれば、2年契約縛りにして2年間で税金をひいていくので毎月の税金がたった数パーセントですむ会社もあります。それは会社の体制によりますので、確認しておいた方がいいと思います。
では、税金は最初引かれるのを念頭に(最終的に戻ってきます)
マレーシアの毎月の平均は
家賃RM1000(シェアした場合)一人暮らしだと家賃RM1500ほど
携帯RM100
交通費RM300~400(タクシーや電車)
光熱費RM50~100
くらいでみて、あえて食費はぬいています。
スカウトされている会社が車支給してくれたり家賃補助を出してくれるならもっと固定費が安くなりますが、残りの金額で貯金と食費と交友関連に使うことになります。
その金額を日本円に替えて計算してみた時に、その貯金額で十分と感じるのか少ないと感じるかは人それぞれだと思っています。
日本にいた時、例えば毎月5万貯金している上、飲み会にもいく、趣味にも沢山お金を使う基準で暮らしていた場合、あきらかにマレーシア生活は苦しいものになります。
特に、駐在員は「日本と同じ給料のまま」マレーシアにきますし家賃補助や車支給もあります。ゴルフもできれば毎日日本食を食べたり飲み会に行く余裕があるということですが、それと現地採用組を比べてしまうと非常に生活水準に差が出てきます。
ゆうきさんがおっしゃる通り、マレーシアはオイリーな食事が多いので私は食事が口に合わなかったんですよね。なので日本食を食べたくて食費にお金がかかりました。
私の場合は日本で働いていた時の方がよかったために、マレーシアでの生活はキツかったですね。それを承知でマレーシアを選んだので、後悔もありませんし発展途上国での暮らしを体験できたのは本当によかったと思います。
まとめますと・・・
スカウトされている会社が提案している金額から固定費を抜いて、その余った金額で貯金が十分かどうかは本人の感覚次第だと思っています。
だけど明らかに現地採用者は毎月の給料が日本円にすると15万(税金引かれる前)なのに対して、駐在員は日本と同じ給料(50万前後)で来るので、駐在組の方が貯金ができて余裕ある生活ができると言えます。(これはマレーシアに限らずどこの国でもそうだと思います。)
実際に住んでみて、私の場合は食事が合わなかったために食費にお金がかかり、日本の外資OL時代のような裕福ある生活はできませんでしたが貯金はできましたよ。なにより最初に取られた25%の税金がドーンと一括で戻ってきたので結果的に貯金ができたかなと思います♪(約30万円)
あくまで私の体験なので、鵜呑みにせずそーなんだー程度に捉えていただければと・・・
これからマレーシアに転職するかしないのか、ゆうきさんの人生において大事な時期かと思います。包み隠さず私が知っていることはシェアしたいと思いますので、他に気になる点があればお知らせくださいね。