ただ目の前にあるものを受け入れてみる

マレーシアから帰国し1年半ぶりに実家へ戻り、また東京へ引越しする準備。
懐かしいものを目にする。

大好きな冬のコート達。
お気に入りシンプルなブルーのワンピース。
美顔器等のエステグッツ。

そういえば、マレーシアへ引っ越す前にハワイに行ったんだっけ。そこで買ったブランドバックや化粧品達。すっかり忘れてた。マレーシアには現地で捨ててこれるようにブランド品は一切持っていかなかったし服も捨ててOKなものだけ持って行った。

頭の中で何かがひらめいたかのようにハッとした。

「私、すでに持っているんだ」

日本を離れてた時、ただ目の前になかっただけで、本当は欲しいものはすでに持っていたんだってこと。

冷静に考えてみたら、目の前に現れる人（実際に会わなくてもSNSを通して）がどんどん欲しいものを買って、行きたい所に行って楽しそうで、やりたい仕事をして充実してるように見えて、私は表面的な所に影響されていて、表面的な所で自分を満たそうとしていた。

そしてまたハッとする。

「そうじゃない！！！」

私が他人に対して本当に羨ましいと思ってたのは他人がSNSに載せているステータスやものじゃない。
本当はもっと先にある、もっと奥深い所。。。

何？？

世間で凄いって言われてる人と同じことをした所で満たされない心。
自分が欲しいと思って手に入れたのに、時が経つとそのトキメキがなくなってること。

もしかして私が他人に対して羨ましいって思ってきた本質って・・・

その人が本当の自分を見つけたこと？
いくら世間から反対されようと自分の核となる部分がわかって、なりたい自分を全うしていること？
他人の価値観で生きるのではなく自分を生きてること？

前回書いた記事（そこで何を学んだの？）に続き、答えがわからない鳴井ちゃん29歳。

私が表面的に望んでること、やりたいことではなくて「何をするために」今いるのかしら。私は鳴井舞のようで鳴井舞ではなくて、心の奥底にいる私は何を乗り越えようとしているのかしら。

日本って素晴らしいのです。日本語の読みたい本がすぐ手に入る。答えを探すためにここ3週間で沢山本を読んだ。

きっと将来の私は答えを出すんだと思う。今わからないことについて。
でも今の私は自分なりにこんな結論をだしてみた。

「ただ受け入れてみる」

海外に戻り本当に大切なこと「自分とは何か」を考えたら心から望んでる仕事は何かがわからなかった。冒険してみようと思った。
「私自身」を楽しむはじめの一歩。

転職活動って私の年齢ぐらいになると年収は大事よね。私ずっと30歳までに年収1,000万って目標決めてたし。（ブログデビュー作にも書いたけど）

私、仕事をみつけないまま前職を辞めたの。見つける気がなかったといえばいいかな。ちゃんと考えたかった。昔みたいに、不安とかなく自由に考えてた自分みたいに。少しの間フリーでいようと思った。変なプライドとかいらなくて、他人にどう思われても良いから、それ以上に自分は何をやりたいのか、見たいのか。

という矢先、縁なのか、そもそも、そういう仕事を経験するように前から決まっていたのか、知り合いから声をかけてもらって新しい仕事をすることになった。悩んだ結果、その仕事をしてみることにした。

まず受け入れてみる。目の前にあるものをただ受け入れてみる。

次の仕事は正直年収も知らない。どんな内容かも細かくは把握してない。それより、その先を知りたい。私がどう感じるのかしら。どう成長するのかしら。だから真剣に取り組む。生活のために選んだ仕事じゃないから。

自分の人生、流れに身を任せたらどうなるんだろうね。