こんにちは、Narui My(なるいまい)です。
世界のアーティストに大人気のアルコールインクアートを含むフルイッドアートがSNSの普及により日本でも人気になってきました。
私もSNSを通してを知った一人です^^
アルコールインクアートをを始めようと決めたものの、探していくと、どうやらいくつか種類がある事を知りました。
今回はアルコールインクアートを含むフルイッドアートの種類や違いについて説明致します。
フルイドアートとは?
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Fluid Art(読み方=フルイド又はフルイッドアート)のFluidとは流動的、流動性の、流れるような、変わりやすいという意味があります。
フルイドアートとは筆を使用せず、キャンパスまたは紙にインクなどのメディウム(材料)を流したり上から落としたり、具体的な形を作らず、偶然できる形を楽しむアートです。
従来の紙の上に筆で描くというアートではなく全く新しい分野のアートですね。
フルイドアートはフローアートまたはリキッド(液体)アートとしても知られています。
例えば、海の波や空の雲など私達の生活にありふれている流れるようなデザインはフルイドアートの参考になります。
フルイドアートの作成方法はとてもユニークです。
アクリル絵の具を使用し、他のメディウム(材料)と混ぜ、様々な基材に注いだり、家にある材料で表現したりと、今までのアートとは異なり自由に表現ができます。
そんなフルイドアートにも大きくわけて3つ使う材料がわかれています。
- アルコールインクを使ったアルコールインクアート
- レジンを使ったレジンアート
- アクリル絵の具を使うフルイドアクリリックアート
があります。
では、それぞれの特徴を説明していきます。
アルコールインクを使ったアルコールインクアート
アルコールインクで有名なのはコピック社のアルコールインク。
コピックは手描きインテリアパースで最も使われている着色法であり、イラストレーターさんにも愛用されているインクです。
アルコールインクアートに使用されるアルコールインクはフルイドアートでも幅広く使われる材料の一つで、表現方法も多数あります。
最近、日本ではレジンを使ったアクセサリーや小物が人気で、それにもアルコールインクが使用されています。
そのアルコールインクを使ってアートを描くのがアルコールインクアートです。
筆を使って描く事もありますが、アルコールインクと濃度90%以上のアルコール液で筆を使わず息やドライヤーなどを使いながら自由に制作していきます。
アルコールインクアートはフルイドアートの中でも取り掛かりやすいアートです。
材料さえ揃えば、お家ですぐ始められるアートです。
アルコールインクアートの始め方はこちらから↓
レジンを使ったレジンアート
レジン(樹脂)を使ったアクセサリーや小物を作る作家さん達が近年増えてきています。
そのためレジンは今アルコールインクより知名度が高いはず。
レジンは何かをコーティングするために使う時もありますが、レジン液をメインとし、レジン液に専用の液体またはパウダーを混ぜる事で色が付き、素敵なアートになります。
レジンは24時間する固まるため、レジンにメタリックを混ぜたり、ストーンを乗せたりと、立体的なアートになるのも特徴的です。
アクセサリーなどを作る時の量とは違い、レジンアートはかなりの量を使用します。
日本で大量のレジンを購入するのは高いと思うので、レジンアートはするのは少々費用がかかると思います。
さらに、レジンは粘着性が高く、固まるまで時間もかかり、初心者には難しい印象があります。
しかし、レジン特有のツヤや他の材料とミックスさせる幅が広いので、仕上がりがとてもゴージャスでアルコールインクアートでは表現できない美しさがあります。
アルコールインクアートに慣れたらレジンアートも試してみたいジャンルです。
アクリル絵の具を使うフルイドアクリリックアート
アクリル絵の具を使ったアクリリックアートは、制作過程がとてもおもしろいです。
まさしくフルイドアートというと、これなのではと思います。
アクリリックアートはサンプルを見た方が早いと思うので、是非これを見てみてください。
アクリリックアートは想像もできない模様ができたり、偶然が作り出す素敵なデザインと出会えるのが特徴的です。
フルイドアクリリックアートは制作時間は数分で終わると思いますが、乾くまでに時間がかかります。
さらに、だいたんに描くので結構床または机が汚れます(笑)
アルコールインクアートはすぐ乾いてしまいますが、アクリリックアートは乾くまでに時間がかかるので、自分で模様を変えたり、納得できるまで流したり液体を追加したりと楽しめそうですね。
フルイドアートで自分の好きを表現しよう
フルイドアートでも、使う材料によって表現方法が変わります。
- アルコールインクを使うアルコールインクアート
- レジンを使うレジンアート
- アクリル絵の具を使うアクリリックアート
興味があるものからトライできますが、個人的に材料が揃いやすく費用的にも始めやすいのはアルコールインクアートだと思います。
レジンは固まるまでに気泡を消したり、コーティングする時にホコリがかからないように工夫したりと、初めてやる方には難易度が高いジャンルかなと感じています。
アクリリックアートも材料さえ揃えば始めやすいジャンルだと思うので、こちらについても今度詳しくまとめたいと思います。
何かを模写する、キャンパスと筆で描くという従来のアートではなく、自然の風景を様々な方法で表現する新しいアートの世界、フルイドアート。
そして絵の具または液体の偶然が生み出すデザイン。
固定概念を捨てて新しいアートの世界で新しいデザインに出会う。
とても面白いジャンルのアートだと感じています。
フルイドアートを含めアートの効果とは
アートを始めると様々な色と向き合います。
青を毎日見る事で癒やされる効果があったりと、それぞれの色には個性がありパワーがあります。
そしてフルイドアートには答えがありません。
アートを始めた時に「上手い・下手」とジャッチされるという心配もありません。
アートを通して「あ!こんなデザインができた!」という発見から楽しさを感じたり、時には思い通りにいかなく落ち込むこともあります(笑)
無心になったり落ち着いたりと、アートを通して新しい自分に出会う事もあります。
フルイドアートは自分の「好き」を表現できるアートです。
まとめ
フルイドアートには大きく3種類、材料の違いがあります。
どのジャンルも材料が揃えばすぐ始められますし、フルイドアートの偶然が生み出すデザインは「こうやる」という型がない分、自分で試行錯誤してやるので、最初は難しいかもしれませんが、続けていると新しい発見が沢山あります^^
まずは自分が興味があるジャンルから気軽に始めてみましょう。
本日も皆様のアート活動を応援しています。