こんにちは、Narui My(なるいまい)です。
アルコールインクアート作品を木製パネルに貼った直後は良いですが、時間が経つとなぜか空気が入っていたり、シワシワになっている時があります。
どちらも原因を把握し対処する事で空気が入って浮いたりシワができるのを防ぐ事ができます。
それではスプレーのりを使ってキレイに貼る方法についてご紹介致します!
スプレーのりが上手く貼れない!空気が入り浮いてくる原因とは?
スプレーのりはキレイに貼れるのが特徴です。
少ない量で薄く貼れるので、デコボコができにくく、仕上がりがキレイになります。
最初はキレイに貼れたのに、数時間後、なぜかボコボコ空気が入っている・・・
そんな経験はありませんか?
スプレーのりをした直後はキレイなのに、数時間後または翌日見ると空気が入ってる時はいくつか考えられる原因があります。
- スプレーのりをした後すぐ紙を貼ってしまっている
- 均等に接着していない可能性がある
この2つが原因として考えられます。
実際に、初めてスプレーのりをした直後はキレイに貼れていましたが、数時間後ポコポコ空気が入り浮いてきていました。(ショック。。。)
説明書にはスプレーしてから1分以内(片面の場合)と書かれているので、スプレーをして10秒以内とかに貼りました。
これが原因の一つ。。。
スプレーのりは、のりと一緒に揮発成分も噴射しています。
スプレーをした後、噴射したガスが抜けるを待ってから貼ると不思議とポコポコ浮かなくなりました。
スプレーのりをしたら、説明書には1分以内と書かれても、ちょっと多めに待つのをオススメします。
2つめの原因である「しっかり貼れていない」というのは、手でなんとなくで貼っている場合、均等にしっかり貼れていない可能性があります。
そのような場合はローラーを使ってしっかり貼ってみましょう。
スプレーのりをしたらシワシワと波うってキレイに貼れない?!
時間が経つと、空気がポコポコ入る以外に、もう一つよくある問題が、スプレーのりをした表面がシワシワになるということ。
この原因は簡単です!
それは・・・スプレーのりのかけすぎです!(笑)
スプレーのりは薄くて軽いので、一回スプレーしただけではちゃんとのりが付いていない感じがします。
そのため、何度かスプレーのりをしてしまった結果・・・シワシワになります。
気持ち的にちゃんとのりがついていないのでは?と思うくらいで問題ないので、均等に一度ふりかけるくらいがちょうどいいです。
スプレーのりきれいに貼る方法を紹介
それでは上記のまとめとして、スプレーのりをキレイに貼り、時間が経っても空気が入いらずシワにならない方法について紹介します。
まずは事前準備からです。
- 外でスプレーをのりをする(ニオイが酷いので室内はNGです。)
- スプレーのりが壁などにかからないようにダンボールなどでカバーをしておく
- 必要に応じて手袋やマスクをする
スプレーのりを一度使った事がある方はご存知かと思いますが、ニオイが酷いので室内はオススメしません。
外など通気性が良い所でスプレーのりをします。
スプレーのりは目には見えないですが、かなり広がりベトベトします。
玄関や壁にかけてトライする方は壁などを保護した方が良いと思います。
スプレーのりは手に触れたからと言って害はないですが、ニオイやベトベトが気になる方はマスクや手袋の着用をオススメします。
基本的な使い方はこちらの動画にも載っています。
木製パネルとスプレーのりを20-30cm離す
スプレーのりをかけて、時間が経つとシワになったり波うっている場合は、スプレーのりのかけすぎが原因です。
近すぎると乾きにくいので、しっかり20-30cmほど離すのがポイントです!
20-30cm離すとちゃんとついているのか心配になりますが、スプレーのりはしっかりついているので大丈夫ですよ!
スプレーのりを下に傾けてはいけない
スプレーのりを下に向けてスプレーをすると、均一にのりがかからず、中の液体が一部にボトっと出てしまいます。
そのまま作品を貼ると、一部だけ多くのりがついてしまう事になり、シワになる原因になります。
さらに、スプレーのりをかける前は一度外に向けて空吹してみることをオススメします。
何度か使っていると、吹き出しの所にのりが溜まって出にくくなります。
もし出にくい場合は、スプレーのりの蓋についている付属品を使って新しいモノに変えましょう。
スプレーのりを均一に一度かける
スプレーのりをかける時は均一に一度かけます。
左から右へ(逆でもOK)を上から下に20-30-cmを離しながらかけていきます。
ここで2度塗りするとかけすぎになります。
見た感じちゃんとついているのか心配になる量ですが、これがしっかりくっつくんです!
スプレーのりをかけたら1分から2分待ってみる
スプレーのりの説明書には1分以内と書かれていますが、これを1分以上待ってみます。
私の場合ですが、1分以上待ち貼るようになってからは、空気が入らず途中から浮く事がなくなりました。
余談ですが、1分待ってからと2分待ってからの両方を試したのですが、どちらも大丈夫でした(笑)
もし空気が途中から入ってしまうという方は、少しだけ待ってみてください。
ローラーを使って木製パネルに貼る
スプレーのりを木製パネルにかけたら、次は作品(紙)をパネルに貼り付けます。
その際に私はローラーを使っています。
ローラーを直接紙(作品)にかけるのはちょっと気がひけるので、私はキッチンペーパーを上に引いてからローラーをします。
さらに言うと、ローラーをかける前、作品は保護スプレーをしています。
保護スプレーをしておくことで、ローラーにより色が落ちる事がないので安心です。
ローラーをする時は隅までしっかりかけます。
パネルに貼ったら数時間待つ
スプレーのりをかけたパネルに紙を貼り、ローラーでしっかり貼り付けたら数時間待ちます。
貼ってすぐパネルからはみ出した紙をカッターで切ると、しっかり密着していないまま動かす事になり、後々空気が入る可能性にもなります。
私の経験談で、他の方には当てはまらないかもしれませんが、朝スプレーのりをしてパネルにくっつけた作品をお昼にレジンコーティングしたら空気がぽこっと入りました。
この経験からスプレーのりをしたら数時間ちゃんと待つようにしています。
それからは空気が入らなくなりました。
数時間待ったら完成
スプレーのりをして1日たっても空気がポコポコと入らずシワにならなかったら完成です!
アルコールインクアートを木製パネルに貼る時に使っているスプレーのり
3Mのスプレーのりは5種類あります。
スプレーのり55,77,88,99,そして111です。
アルコールインクアートを木製パネルに貼る時に使用しているのは3Mスプレーのり77です。
- スプレーのり55=貼ってはがせるタイプ
- スプレーのり77=定番
- スプレーのり88=基本的に77以上はのりというより接着剤の強さで88は接着が早い
- スプレーのり99=88よりも強力、くっついたら取れなそう・・・
- スプレーのり111=この中で一番強いタイプ、むしろ瞬間接着剤なんじゃと思う。。。
まとめ
アルコールインクアートを木製パネルに貼る時、スプレーのりを使ったら、シワシワになった、途中から空気が入って浮いた・・・となったら、下記を見直してみましょう。
- しっかり20-30cm離してスプレーをしているか
- スプレーのりをかけたら長めに待ってみること(私の場合は1分以上)
- スプレーのりをかけたパネルと紙をくっつける時は手でなんとなくではなくローラーで(大きい作品であれば尚)
- 貼ったら数時間待ってみる
以上を試してみてください。
本日も皆様のアート活動を応援しています^^