こんにちは、Narui My(なるいまい)です。
アルコールインクアートと言えば、抽象的なデザインが特徴的ですが、メタリック系のゴールドが追加されるだけで、さらに素敵になります。
メタリック系のインクはいくつか種類があります。
本日はメタリック系のアルコールインクの紹介と購入方法についてお伝えします。
アルコールインクアートに必須メタリック系ゴールドインクの種類
アルコールインクアートに欠かせないメタリック系のアルコールインクですが、現在把握している限り、日本では見かけません。
日本で購入できれば本当にいいのですが・・・
そのため、多くのアルコールインクアーティストさん達が使用しているのが、ピニャータのメタリック系アルコールインクです。
ピニャータのメタリック系アルコールインクにはいくつか種類があります。
- RICH GOLD(リッチゴールド)
- SILVER(シルバー)
- PEARL(パール)
- BRASS(ブラス)
- COPPER(コッパー又はカッパー)*銅
それぞれ全く違う雰囲気を出してくれるインク達です。
さらに、レンジャー社からもメタリック系インクを発売しています。
こちらもゴールドとシルバーです。
メーカーによってゴールドとシルバーがびっくりするほど全く違うんです!
ゴールド・シルバー・パール・ブラス・コッパーの違いを見る
それぞれのインクをテストしたものです。
これではちょっと伝わりにくいのですが、パールは基本的に目立たず、シルバーはどちらのメーカーのものであってもグレーに近い印象になります。
では実際に作品でそれぞれの特徴を見てみましょう!
ピニャータリッチゴールド
ピニャータのリッチゴールドインクの特徴としては、神々しいゴールドの色、そして全体的に広がります。
上の写真を見て頂くとおわかりのように、ゴールドが上から下まで広がっています。
ピニャータブラス
ピニャータのブラスは成分がリッチゴールドより軽いのか、アルコール液の上に浮きやすいのが特徴的です。
そのため、インクのフチに流れやすく、アルコールインクのラインの上にしっかりのります。
ゴールドインクを手に入れたのに、うまくフチに流れない!真ん中にゴールドインクがたまる!と悩まれている方がいらっしゃったら、それはピニャータのブラスを使う事で解決しますよ^^
さらにピニャータのブラスの特徴としては、リッチゴールドとより輝かしい印象があります。
現在、私の作品はピニャータブラスの使用率が高いです。
ピニャータコッパー(銅)
ピニャータのコッパー(またはカッパー)は銅なので、見た目はピンクゴールドのような感じです。
光の当たり具合でピンクゴールドのように見えますが、光があたらない時は、砂がついているの?!というような感じもでます。
扱い次第ですが、こちらもわりとフチに流れやすいです。
ピニャータパール
こちらの作品、全てパールが含まれているのですが、全く目立ちません(笑)
パールは裸眼でじっくり見て、初めて「あれ、なんかキラキラしている!」と気づくレベルです。
レンジャーシルバー
ピニャータのシルバーもレンジャーのシルバーも見た目が一緒なので、今回はレンジャーのシルバーで紹介します。
レンジャーのシルバーはピニャータのインクよりかなり粒子が細かく、他のアルコールインクと同化する印象がありました。
シルバーという輝きよりは、本当にグレーという印象です。
このシルバー系のインクを扱うのはちょっと難しいなと感じます。
レンジャーゴールド
レンジャーのゴールドは、ピニャータのリッチゴールドやブラスより粒子が細かい印象があります。
全体的に広がりやすく、ポイントとして使うというよりは、自分が主役感を出してきます(笑)
仕上がりがちょっとパウダー系に見えてしまうのも特徴。
例えばこちら↑の写真ですが、左側のゴールドがレンジャーのゴールドで、右側のフチにそってゴールドが乗っているのがピニャータのブラス。
写真の通り、レンジャーのゴールドは下の色(今回で言うと青)を覆い尽くしてしまうほどゴールドが全体に広がります。
それに対して、ピニャータブラスはポイント使いに最適です。
ピニャータとレンジャーアルコールインクの違い
両者の違いはボトル先端の細さです。
レンジャーの方が細く、ピニャータの方が大きい感じです。
レンジャーのボトルでピニャータインクの中身だったらいいのにって思います(笑)
アルコールインクアート用メタリック系ゴールドインクの購入方法
メタリック系のゴールドインクは基本的に海外からの購入になります。
現在日本で買えるとしたら、個人で販売しているアーティストさん達かアマゾンです。
(それでも結局は海外から取り寄せています。)
アマゾンジャパンのサイトに行ったら「ジャカード ピニャータ色アルコール インク」と検索してみてください。
そうすると、アマゾンで購入できるメタリック系のインクも検索結果に出てきます。
さらにレンジャーのメタリック系インクもアマゾンから購入可能です。
「Ranger Adirondack Alcohol Ink Metallic Mixatives 1/2-Ounce 2/Pkg, Gold and Silver by Ranger」で検索してみてください。
レンジャーのゴールド&シルバーはセットで1300円前後です。
アマゾンで購入の場合はもともと値段が記載されているので、そのままの値段で購入可能です。
問題はアマゾンで購入できないメタリック系のインクです。
アマゾンで買えないものはETSYやEbayを利用する
メタリック系アルコールインクで重宝しているのが、ピニャータのブラスですが、これがアマゾンで購入できないのです(涙)
参考までに、私はETSYで購入しています。
以前Ebayでも買ってみようと試してみた所、購入まではできたのですが結局配送できなくてEbay側からキャンセルされました。
どうやら配送制限がある商品に登録されていたようで、結局届かないというオチでした。
面白い事に、Ebayにはピニャータのインクを販売している方が沢山いらっしゃって、中には配送制限がない業者もいるようです。
その方から購入するとちゃんと買えるらしいのですが、私は面倒くさくなってやめました。
結局Ebayで注文してからキャンセル・返金までには1ヶ月かかったので、今ではETSYで購入しています。
ETSYから購入すると、到着までにはおよそ2週間前後で到着です^^
海外発送になるので、送料がめちゃくちゃ高いです・・・
しかし、どうしても欲しいので買うしかないのですが。
もしピニャータのブラスが欲しい方はETSYのサイトに行き「Brass Jacquard Pinata Alcohol Ink」と検索してみてください。
このように様々な出品者の一覧が出てきます。
サイトも日本語表記になっているので、購入しやすいと思いますよ^^
基本的に、海外から何かを購入すると関税がかかりますが、ETSYから購入すると関税費用は取られない分送料が高いです。
ETSYに住所や名前を入力する時
ETSYのサイトは日本語表記ですが、購入先は海外なので、購入する時に住所や名前は英語表記入力の方が良いのかな?と最初に悩みました。
結論から言ってしまうと、日本語入力でも問題ありません。
日本語で入力したものをそのまま印字しているようだったので^^
それでも心配な方は英語表記入力をオススメします。
追記!最近日本でもピニャータが買えるようになっていました
楽天でも今はゴールドインクが買えるみたいです♪
他にもあるアルコールインクアートに使えるメタリック系ゴールドインク
実は他の国のメーカーが販売しているゴールド系アルコールインクがあります。
インスタグラムで探してみると結構あるのですが、正直まだ試した事がありません。
現状、ピニャータのブラスで大満足しているので(笑)
もし他のメーカーさんのゴールドインクを購入したら、感想ブログを更新しておきますね^^
まとめ
日本のアルコールインクの代表といえば、コピック社ですが、コピックからメタリック系のアルコールインクを見た事がありません。
そのため、現在沢山のアルコールインクアーティストが愛用しているのが、ピニャータのメタリック系アルコールインク。
日本から購入する場合、アマゾンジャパンのサイトから購入可能です。
全ての種類が購入できるわけではないので、アマゾンジャパンのサイトで見つからなかったものはETSYまたはEbayで探してみましょう。
海外からの購入になり、到着までには2週間ほどかかり、送料が高いです。
事前にメタリック系アルコールインクを使うとわかっている時は、前もって注文する事をオススメします。
本日も皆様のアート活動を応援しています♪