こんにちは、Narui My(なるいまい)です。
アルコールインクアートを始めたての頃、自分でも疑問だったこと、さらに最近始めた方からも質問を頂くようになったので、よくある質問をまとめました。
質問が増えていけば、随時更新していきます。
下記目次に気になる質問内容がある場合は是非読んでみてください^^
アルコールインクアートはどれくらいで乾く?

アルコールインクアートはすぐ乾きます。
特に、ドライヤーを使えばインクやアルコール液はすぐ揮発しますので、手で触っても大丈夫です。
ただ、数分から数時間乾かす必要がある時もあります。
デザイン上、インクが重なっている箇所はどうしても乾きにくいです。
何度か練習していると、自分の感覚で「この作品は数時間放置しておこうかな〜」とか「これはもう触って大丈夫だ」というのが肌感でわかってきます。
基本的には作品ができた瞬間、すぐ乾いているものなので、触ったり誰かにプレゼントするために包装(封筒に入れたり)しても問題ないです。
*包装する前は保護スプレーをしてからが良いです。

アルコールインクアートに使うドライヤーは何がオススメ?

現在使っているドライヤーは700〜750wのものを使っていますが、自分が表現したいデザインによってドライヤーは変えても良いと思っています。
*私は作品によってドライヤーを使い分けています。
(だいたい3本愛用しています)
弱風によって思い通りのデザインを表現したり、強風の方がスッキリしたデザインを作れる時もあります。
必ずしも「これ!」というドライヤーはないので、自分の扱いやすいドライヤーに出会えるといいなと思っています。
アルコールインクアートのインクの購入方法や種類は?

アルコールインクアートで世界中のアーティストに愛用されている有名なアルコールインクにコピックがあります。
コピックの他に、レンジャーやピニャータという海外のアルコールインクがありますが、これは海外からの取り寄せになるので、購入先は基本的にはアマゾンになります。
コピックは画材屋さんまたはネットで購入可能です。

アルコールインクアートの保管方法

アルコールインクアートは基本的に作品を作ったらすぐ乾いているので、作品が他の紙にくっつく事はありません。
もしインクがべっとりついてしまう場合は、まだちゃんと乾いていない証拠なので、しっかり乾かします。(長くても1日待てばしっかり乾いています。)
私の場合ですが、自分の作品をノートにまとめています。
ノートの両面にアルコールインクアートを貼りますが、色移りもないですし、くっつく事もないです。
アルコールインクアートを木製パネルなどに貼り、部屋に飾る時などは直射日光をさけるように飾ったり、誰かにあげるために作品を作った場合も、直射日光に当たらない場所で表面が鋭利なモノに当たらないように保管します。
アルコールインクアートは紫外線により褪色しやすいと言われていますので、太陽の光には注意します。
アルコールインクアートでキレイなラインが出せない時

アルコールインクアートを始めた頃、いつもキレイなラインを出せずに、花びらのように外側がぴらぴら(こんな表現ですみません)しているのが悩みでした。
花びらを想定してデザインを作る時はこういう形もありなのですが、キレイな線を出したい時は、いくつか考えられる対策があります。
- スポイトを変える
- ドライヤーの扱いに慣れる
- アルコールを変える
スポイトを変える

上の写真で左側のニードルタイプのスポイトを使うと、外側がぴらぴらと不規則なラインが出やすい感覚があります。
(これは私の経験談であり、人によってはそうではない可能性もあります。)
なので、上写真の右側のスポイトを使って見ると若干キレイなラインを出せるようになります。
ドライヤーの扱いに慣れる

アルコールインクアートを始めた頃、ドライヤーが全く扱えなくストローのみで作品を作っていました。
ドライヤーの風をうまくコントロールできるようになると、キレイなラインを作る事ができるので、おそらく多くの方はこのドライヤーの扱いに慣れたら解決できると思います。
アルコール液を変えてみる

アルコール液(無水エタノール)の蓋を開けっ放しにすると、すぐ液体が揮発し、キレイなラインが出せなくなります。
もしアルコール液の蓋をあけっぱなしにしてしまったら、新しいアルコール液を使ってみましょう。
もし、アルコール液(無水エタノール)の蓋を開けっ放しにしたわけでもなく、改善しない場合は、無水エタノールよりアルコール濃度が高いIPA(イソプロピルアルコール)を使ってみると、驚くほどキレイなラインを出せる事ができます。
しかし、IPAは無水エタノールとは違い目や呼吸器官への刺激が強く、取り扱い注意をよく読む必要があり、自分の健康を守る対策が必要だと感じています。
これは自己責任でIPAを選んでみてください。
アルコールインクアートの魅せ方|どんなフレームを使っている?

アルコールインクアート作品ができたら、そのまま写真を撮ったり飾るのも良いですが、額のマット(紙枠・フレーム)があると便利ですよ^^
例えば、できた作品をどこで切ろうかな〜どんな形で切ろうかな〜と作品の上に長方形だったり、正方形だったり、様々なマットを当てると想像しやすいと思います。

同じ正方形でも小さくなると雰囲気も変わります。

できた作品をどうやってカットしようかな〜と決める時や写真撮影時にとても便利なマットです^^
ちなみに、私がつかっているマットを参考までに紹介しますね↓
この会社さんはフレームの色も選べますし、形も選べる上、さらには中抜のサイズまで自分で選べるフルオーダーメイド!
アートの販売やワークショップは認定や資格がないとダメですか?
「◯◯認定講師」とか「◯◯認定証」をよく見かけるのですが、そういうのがないと販売やワークショップを開催してはダメなんですか?
と、なぜか立て続けにこの質問が続いたのでシェアしますね。
結論から言いますと、アートの販売やワークショップを開催するにあたり、特別アルコールインクアートの資格や認定などは必要ありませんよ^^
安心して、自由に販売そしてワークショップを開いてください。
例えば、マツエクをサロンでやりたいと思った時に必須なのは美容師免許である国家資格が必要ですよね。
資格です。
しかし、アルコールインクアートアートの世界に現段階ではそういうものはありません。
認定と資格は全く別物です。
認定というのは個人または組織が自由に発行できるもので、国が発行するものではありません。
例え話ですが、私がここで「インクアートMy協会(仮)」というのを名乗り自由に認定証を発行する事もできるんですよ。
つまり今これを読んでるあなたも、誰に申請しなくてもお客様に認定証を発行できるんです。ご興味あれば調べてみてくださいね。
認定証にもメリットはあります。
肩書をプロフィールに載せておくと、見る人からすれば、ひと目でどういう方なのか想定しやすいです。
個人の名前でアートを販売するか、自分で協会を立ち上げてやるかは、その方が将来的にどうされたいかによりますので、詳しくはグーグルで「認定 ビジネス 仕組み」などで調べて頂き、理解を深めてみてください。
*私のオンラインコースは認定証などは発行しません。もし必要な方がいたらごめんなさい。でも実力はめちゃつきますよ。
まとめ
今回はインスタグラム経由で頂いた質問の内容や、私自身、始めた頃に「これってどうなんだろう」と疑問に思っていた事をまとめました。
アルコールインクアートを含むフルイドアートは材料さえ揃えば、あとは自分の練習やアイディア次第で可能性が無限に出てくるジャンルです。

こういう型・こういう基本がある、というスタンダードがあるわけではないので、試行錯誤な分野でもあり、答えは常に自分が決めて良いアートだと感じています。
今回お伝えした内容も100%の正解ではないので、参考までに自分の中でしっくり来る答えを練習を通して見つけて頂ければと思います。
本日も皆様のアート活動を応援しています。