こんにちは、Narui My(なるいまい)です。
習慣が人生を変える的な本は世の中に沢山あって、友人に進められても全然興味を持てなくて読んだ事がなかったのですが・・・
自分の実体験を通して、習慣は本当に凄いなと思った事があったので、ブログに残しておこうと思います。
自分の何かが変わったわけではなくて、私の周りの人の考え方や当たり前が変わったので、本当にびっくりです(笑)
私は絶対にゴールデンレトリバーを飼うと言い続けた2年間
私は幼い頃からゴールデンレトリバーが大好きで、犬と言えばゴールデンレトリバーという犬種以外には興味ありませんというほど、ゴールデンレトリバーが大好きです。
我が家は先代の犬が亡くなってから、次は絶対犬を飼わないという家族でした。
私は当時大学生で家を不在にしていたので、先代の犬が亡くなった時は立ち会えなかったのですが、両親は介護と天国に行く瞬間をしっかり見守ってくれていました。
それに立ち会ったのもあり、両親は絶対にもう犬は飼わないと心に決めていました。
そんな中、私がフリーランスになり家族と一緒に住むようになってから、ある事を家族に伝えました。
「私、もう家で仕事できるようになったし、ゴールデンレトリバーを本気で迎えようと思うんだけど。しかも家の中で飼う。」
と家族に伝えたら、ま〜猛反対(笑)
きれい好きな父は家が毛だらけになるのが絶対嫌だし(先代の犬は外で飼っていました)、先代の犬の件で母はもうあの悲しみを味わいたくはないと、聞く耳ももってくれない。
そんな感じの2年前。
なんか・・・雰囲気的には犬を飼うとか言っちゃいけない感じ。
「私に所属する犬なので、世話は全て私だし、絶対世話をするから!と言って絶対に世話をしない小学生が言うわけではないんだよ。」
と言っても家族は絶対NGでした。
決めた事は絶対変えない|毎日家族に犬の話をする
家族は猛反対でしたが、私は絶対迎えると決めているし、むしろ小学生の時から決めているので(笑)
毎日インスタグラムでゴールデンレトリバーを見るだけだったのを、家族に見せるようになりました。
反対されるのはわかってるけど、この可愛さをシェアしたい!ただそんな思いで、
「ほら、この子。超かわいいねー」
と、まずは母だけにインスタグラムを見せていました。
(本当に父は猛反対だったので、見せる事すらできず。)
そんな事を続けた1年。
2年目、私はもっと具体的な話をし始めました。
「ゴールデン来たら、男の子でも女の子でも、名前はルート!」と母に伝えました。
「ほら、ルートが来たらこんな事しようー!」
と、妄想話に名前をつけるだけでかなり具体的になりました。
ルート、ルート、ルートって私が言い続けているうちに、母の頭の中に「ルート」というキーワードが埋め込まれたようで。
ある日、いつも通り母にゴールデンレトリバーの動画を見せていたら、
「ルートもこんなに可愛いといいよね」
と、信じられない言葉が返ってきました!
母がルートって言った・・・
母にはもっと具体的な話を進める
家族に同意は得られていなくても、私はどんどん具体的な話をしていきます。
母に毎日のように動画を見せるのと、ルートが来たらどこに寝場所を作るか、真剣に話をしました。
もちろん家族はあまり聞く気を持っていないのですが・・・(笑)
「ルート来たら広い場所が必要だから下の部屋片付けるね」
と、勝手に話を進めました。
どこに場所を作るか、これまた私の妄想ですけど、実際に家中を見渡して、
「ここに柵を設置しようかな〜」と大きい独り言を始めます。
すると、母が話にノッてきました!(笑)
「ルート本当に来るなら家中まずは片付けなきゃ駄目じゃん」って。
母が話にのってきたことにびっくり!
1年半かけて母はゴールデンレトリバーが本当に来るかもって思うように思ったのかもしれません。
母と一緒に父に動画を見せるようになった
父は絶対NGだったのですが、母から父へ「この子見て〜面白い!」と犬の動画をシェアしてくれるようになりました。
それが言い続けてから1年半あたり。
なんか父もゴールデンレトリバーの動画を普通に見てくれるようになったのがちょっと進歩!
このタイミングは逃しちゃいけないと思い、父にも、
「ゴールデン来たら名前はルートって決めてるの。所属は私だから。」
と伝えると、ふーんと流されました(笑)
それでも、父と母に面白い犬動画があったら「みてみてー」と見せれるようになった事が1年半前に比べると進歩!
同意を得られていなくても両親をつれてペットショップへ通う
ゴールデンレトリバーを迎える時、どれくらいのお金が必要か、細かく計算するために、いつもペットショップには一人で行って餌代とかトリミング代とかをチェックしていたのを、両親をつれていくようにしました。
ちょっと付き合って!と言い、一緒に見る。
「あ、この子はルートじゃない」
「あ、ルートっぽいけど違うよね」
と、真剣にルート選びに付き合ってもらいました。
これを半年以上続けています(笑)
家族の同意を得られず2年たった今おきた事
今アーティスト活動のため毎日忙しく、ゴールデンレトリバーを迎える準備を延期していました。
毎日インスタグラムでゴールデンレトリバーをチェックはしているのですが、具体的にブリーダー探しとかはお休みしていました。
そんなある日・・・
母が「ルートいつ来るの?」と聞いてきたんです!
「ルート来る前に下の部屋本当に片付けなきゃ大変よね」とゴールデンレトリバーを迎える気満々です(笑)
父はと言うと、ゴールデンレトリバーが来たら毎日散歩するようになるな〜と母とちょっと楽しそうに言うようになりました(笑)
皆、ルートを迎える気満々やん!!
2年前、絶対駄目!と言った二人・・・
時間の流れを線で見ると全くわからないですが、2年前のとある瞬間と今この瞬間を比較した時にかな〜り大きな違いです!!
私以外の他人の考え方や当たり前が変わってしまったんですもの。
決めて望む現実が今すぐ現れなくてもOK
私の場合は、ゴールデンレトリバーを絶対迎えると決めました。
毎日のように家族に「ルート」と来る前提で写真を見せたり、実際にペットショップに行って犬を抱っこさせて。
今考えるとこの2年は本当に地道。
毎日ゴールデンレトリバーの写真を見せる習慣。
それが段々NGだったものがOKに変わる。
この経験を通して、学んだ事がありました。
- 決めたとしても周りに反対されて諦めたくなる日も、自分だけは決めた現実が来ると信じて、毎日「来たら何をしよう」という望む思考の習慣ができた事。
- 時間がかかっても言い続けると周りの反応も変わる=現実が変わるということ。
どうやら人の細胞は7年かけて変わるらしいんだけど。
私はこういうライフスタイルを望む、私はこういう犬を迎える、私はこうなりたい、と自分が望む方向に思考を向ける習慣を7年かけてやると本当にそうなるんじゃないかなって思った。
2年で結果が出たからさ(笑)
何事においても、習慣って大事なんだな〜というか続ける事。
それは筋トレとか趣味とかだけじゃなく「考え方・思考」も含みます。
ルートが来たら、ルートチャンネル作らなくっちゃ♪
以上、続ける事の大切さについての気づきでした〜^^