こんにちは、マレーシアの鳴井舞です。
4月と言うとマレーシアでは確定申告の時期です。申告期日は4月30日まで。今日はその申請方法いくつかにわけて記載します。
会社員だから関係ない。そんなことはなくてマレーシアでは自分で申告しなければいけないのです。
もちろん会社でやってくれる所もあるかもしれませんが、念のため会社に確認した方が良いと思います。
4月30日までに申請するのは昨年の分です。
外国人は連続で182日以上滞在しないと住居者として扱われないため、TAXが25パーセント課税されます。私は2015年7月1日からマレーシアで働いていて12月までの6ヶ月間は毎月給料から25パーセント税金を引かれていました。25パーセントって結構な金額なんですよ。
*ちなみに2016年から外国人は28パーセントに値上がりです・・・
なぜ会社は25パーセントのTAXを初月から半年間社員に課税するかというと、外国人の場合は途中で自分の国に帰ったり辞めたりのリスクがありマレーシアを出る可能性があります。マレーシアを出てしまったら、本人ではなく所属してた会社が変わりに税金を払うことになります。それを会社は避けたいわけです。
私はこの払いすぎた税金を取り戻したく確定申告は先日済ませました。
マレーシア確定申告の流れ
1. 昨年所属していた(また現在もしている)会社からEAフォームをもらう
2. 税務署にPINナンバーを取得しに行く(パスポートとTAX番号を持参。TAX番号は会社から発行されます。番号を写メするなど覚えておきましょう)
3. インターネットからログインして自分で申請する
4. 1年以内にお金が指定された銀行へ振り込まれる
ということで、本日はまず最初のステップ、会社からEAフォームを受け取り税務署に行く所を紹介します。
会社から手渡しまたは郵送にてEAフォームをもらいます。会社によってEAフォームは異なるのでここには載せません。
マレーシアの税務署に行く
まず税務局へ行きます⬇︎
Inland Revenue Board Of Malaysia (IRB または IRBM)
マレー語だとLembaga Hasil Dalam Negri Malaysia (LHDN または LHDNM)
日本語だとマレーシア内国歳入庁
どこの税務局でも大丈夫です!ちなみに私はここに行きました⬇︎
Menara PGRM
マレーシアあるある、基本行く場所や対応する人によって言われることが異なります。ここでうまくいかなかったけど、ここではうまくいったなどありますので、何かスムーズにいかなくても諦めず申告に行きましょう♪
税務局などに行く際はなるべくスカートなど肌の露出が少ない方が好ましいようです。マレーシアはムスリムの国ですので、国関連の機関に行く際はお気をつけくださいませ。
税務署についたら看板に従って進む
では早速、ビルに到着
何階に行けばいいのか書いてありました。基本税務局などはマレー語とマレー系マレーシア人しかいません。ですのでマレー語がわからなかったら直接聞いてしまいましょう。
9階に到着!早速中に入ってみます!
結構な方がいます。それを突き抜けて奥へ進み受付へ行きます。
受付でまず用紙を受け取り記入します。もしわからなかったら、確定申告のPINナンバー取得に来たと伝えると大丈夫です。
申請用紙はこんな感じ!
一通り記入したら受付に提出します。その際は念のためパスポートを見せます。このパソコンの前にいる方へ。
そしたら1分ほどで、この用紙をくれます。
この用紙をよーく見ると、その後の流れが記載されています。サイトにログインしてなど。これに従うだけですが、次回の記事で詳しく説明致します。
税務署でのPINナンバー取得はこれにて完了!
簡単ですよね!
次は実際にPINナンバー取得後のインターネット申請について書きます。
関連記事はいくつかありますが、順番通りに進めてください。次はPINナンバーログイン編です↓
今日も皆様にとって良き一日になりますように♪
鳴井舞さんの記事見ていると、大変と言われているマレーシアのお役所での申請も何だか楽しそうに感じますね♪
コメントありがとうございます!お役所なので緊張して行ったのですが、予想外に簡単に終わったので逆にびっくりしました。。。
いつもブログを見させていただいております。今回私マレーシアを離れることになりましたので、いつものようにブログを参考にさせていただきました。
PINの取得から申告画面まで本当に役に立ちました。ありがとうございます。
このブログがなければ私はどうしていたのだろうかと怖くなるほどです。
本日タックスクリアランスしてきましたので、
記憶の新しいうちに情報を勝手に共有させていただきたくコメントします。
narui様のブログはみなさんたよりにされているはずなので。。。
私は2017年3月から2018年3月末までマレーシアで働きました。
ですのでクリアランスと確定申告を同時にすることになったのです。
ちなみに私の出国日は3月26日です。
会社からクリアランスに使うCP21フォームをもらったのが3月9日でした。
私はTAXナンバーを持っていないと聞いたのでTAXナンバーを取得するため、
LHDNのHPのサイトからE-FOLDERへ登録しました。(後刻会社からの書類をよく見ると、TAXナンバー会社が登録してました。)
3日でナンバーが届く登録アドレスに来ました。(3月14日)
3月15日にナンバーを持ってLHDNの大き目のオフィスに行き、PINナンバーを当日に取得。
その場で昨年の確定申告をしました。
確定申告をしたあとに受付にタックスクリアランスをしたいというと
違うオフィスに行かなければいけないということだったので、同日移動。
移動先のオフィスでタックスクリアランスをお願いしました。
書類が完璧であれば完了していましたが、
私はここで終わることができませんでした。
2017年3月~2018年3月末までの間の12月31日~2月3日まで日本へ出張していたため、居住者扱いにならなかったのです。(国外ステイは14日以内にしなければいけない。私の場合30日+旅行10日)
LHDNの担当者様から、会社から出張に行くように指示されたときの証明が必要だといわれました。(形式は問わない)
3月19日会社で書類が用意できたので、再度提出にむかい無事に終了しました。
控えに証明のスタンプを押印してくれたので、出国の空港でもしものときはこれを見せようとおもいます。
14日後にLHDNから会社宛と自分宛に手紙が届くのですが、そのころ私はもうマレーシアにいないので、メールアドレスに送ってくれるそうです。
出国までにタックスクリアランスができないのではないかと夜も眠れない思いでしたが、
無事に受付完了したので一安心です。
私が今回学んだのは、確定申告とタックスクリアランスを同時にするタイミングのひとは、TAXナンバーの確認、PINナンバーの取得についてはビザキャンやEPFとは関係ないので先に終わらせる。
タックスクリアランスのオフィスを先に確認することが大切だなと思いました。
誰かのお役に立つことがあるのではないかと思い、この場をお借りします。
ありがとうございます。
ぐでたま様
コメントありがとうございます。そして確定申告とタックスクリアランス処理本当にお疲れ様でした!!
>>出国までにタックスクリアランスができないのではないかと夜も眠れない思いでしたが、無事に受付完了したので一安心です。
↑私も当時はヒヤヒヤで!せっかく税務署行ったのに別な所に行けとか、書類が足りないとか言われた時は泣きそうでした。。ですので、ぐでたま様が無事受付完了できたこと、私も嬉しく思います。
確定申告とタックスクリアランスを同時進行させたのは凄いですね。帰国手続きも諸々あったと思いますが、ちゃんと処理されたのは本当に素晴らしいです!!
ブログにご報告ありがとうございます。
ぐでたま様のコメントを見て、将来助かる方もいると思いますので、経験を残してくださったことに感謝致します。
3月26日が出国日なのですね。次の人生ステージを心から応援しております。
ブログに目を通していただき、どうもありがとうございます^^
こんにちは。
チアキと申します。
大変貴重なincome TAXの記事を拝見させて頂いております。
3つほど質問があるのですが。
Type of assessment
Claim incentive under section 127
この部分の記載がわからないのですが。
私は結婚しております。
それと
私の会社は月々 TAXの支払いはしていなく
この時期に一括で支払うようになっています。
(改善しようと思っています。)
この場合はどうすれば良いのでしょうか?
大変お忙しい中恐縮ですが
よろしくお願いします。
チアキさま
こんにちは、コメントありがとうございます!
当時、自分で調べた事と自分が経験した内容しかシェアできないのでType of assessmentとClaim incentive under section 127に関しては私もわかりかねます。税務内容になるので間違った事もアドバイスできないな..とも感じています。
もし必要であれば申告代行可能な友人がおりますので、必要な際は当ブログの問い合わせより個別でご連絡いただければご紹介いたします。
Tax一括支払いに関しては、一度税務署の窓口で相談しました。
私の場合は特に準備する書類はありませんでしたが、支払方法と支払金額はその場で確認してもらいました。
今回具体的なコメントをシェアできず申し訳ありませんが、税務署に直接相談されることをおすすめ致します。
宜しくお願い致します。