こんにちは、マレーシアで働くNarui My(なるいまい)です。
私が海外で働き始めてもう9ヶ月目。
海外で働いて感じる日本との違いをシェアしたいと思います。
本日は飲み会について。ざっくり言うと日本の飲み会は仕事の延長戦、海外または外国人はプライベートの話をします。
なぜそうなるのか自分なりの感想を書きますので、今度飲みに行く方のご参考になればと思います。
飲み会は基本楽しい話をする場所
私はそもそも長年勤めていた外資企業で異動によりマレーシアに来ました。
外資企業なので日本にいた時から外国人とお食事に行ったりしていました。
いつも仕事では厳しい女性上司(アメリカ人)も飲みの場になると全く仕事の話はしないし私の仕事での評価なんか全く気にしない。当時上司は恋愛の話をよくしてきました。「Mai,今どういう人とデートしてるの?」「週末どこ行ったの?」「昔どういう人と付き合ってたの?」とか一般的な女子トークです。
いつも厳しい上司が可愛いく見えてくる。
そしてマレーシアに来て同僚や上司に誘われ飲みに行くと、仕事の話は絶対しない。
最近あった事とか週末の話、趣味や家族の話をします。
仕事中終わらなかったタスクもあるだろうし、お客さんのクレームの事とか考えると私は飲みの場でも「どう解決したらいいと思う?」とか仕事の話をしちゃうんだけど、マレーシアの同僚達はそんな話は明日仕事で考えたら?ってさらっと流す感じでした。
余談、基本的にマレーシアは飲み会に行かない傾向がある
外国人といっても様々な国がありますので、何とも言えないですがマレーシアに焦点を当てると基本的に皆さん飲み会に行かないです。
宗教的にお酒飲めないというのもあるし、家族がいるため、交通手段的に帰りがキツイから、お酒が高いからなど様々な理由が考えられます。ローカルの方にとってお酒は高いと思います。
バーに行っても見かけるのは外国人が多いです。
仕事の話をしない理由
私なりに思う仕事の話をしない理由は働き方が関係しているのかなと思いました。
ここからは私の意見なだけであって「正しいか正しくないか」は別問題です。単なる私の考えです。
日本は終身雇用の時代もありましたし、今だ大企業に勤めると簡単に社員は辞めません。
新卒で入り先輩達から仕事を学び社内での戦いに勝ち昇進したり様々なドラマがあると思います。
どこかで「自分の会社」ではなくても「所属意識」または「愛社精神」や何かしら会社への属性が感じられます。
所属しているからこそ愚痴が生まれたり、どう仕事を改善していくかなど真剣に考えるのかなと思います。
自分の生活の一部となるため飲みの場で社内での愚痴や仕事話に花が咲くのでしょうか。
海外だと転職するのが当たり前、マレーシアだと特にチャイニーズ系は今よりもっと良い条件だったらすぐ別の会社へ行くと言うのを聞きました。
日本と違い会社からある程度守られている環境ではないため良い条件の仕事を常に探しているというのを聞きました。ある意味何歳になってもハングリー精神があるように感じます。
そして何より働いている環境が単一民族ではないということ。
日本だと空気を読むことができるのは皆同じバックグラウンドだからだと思いました。
でもそれぞれバックグランドが異なる人が集まった環境では仕事へのゴールやそれぞれモチベーションも異なるでしょう。
あとは社内政治がどれだけあるか(笑)誰が誰と繋がっているかわからないから、基本飲みの場では仕事のネガティブな話はしないとマレーシア人の知り合いが言っていました。これは日本も一緒ですね。
今日の記事を書く前にアメリカにいる友人やマレーシアの友人に色々聞いた所、仕事の話もするしプライベートな話もする。
外国人だから日本人だからという分類で飲み会の話すトピックは異なるというわけではないです。
ただ、私は海外にいたり外国人と話す時はプライベートな話をしていることが多いかなと自分自身感じました。
飲み会は楽しみましょう〜♪
日本の終身雇用の時代、プライベートな時間を社員に与え無い環境の方が、終身雇用を永続させるに何かと都合が良かったのかもせれませんね。。。自分の実力つけるには、プライベートの時間を将来のために如何に有効活用できるか。アフターファイブに上司と毎日飲みに行ってたら、その時間は無いですから。。。
そんな事抜きにして、自分だけ楽しいより、皆が楽しい飲み会の方がいいですよねー。
コメントありがとうございます!時代ごとに事情はあると思いますが、楽しい飲み会がいいですよね^^