価値観を押し付ける人の対処法｜押し付ける側から卒業して気づいた

週末はずーっと映画やドラマを見ていました。

ある映画でふと「あ～自分もこうだったな」って思うシーンがあって。

男性はこうあるべきっていう理想を持っていてる女性がいて、ある男性から交際を申し込まれた。
最初は順調、でも付き合ってくると色々な面が見えてきてね。

男性は自分で掃除するのが好きみたいで、でもその女性は掃除は家政婦とか業者にさせるもの、男性が掃除なんてかっこよくないって。
まあ男性はおれたんだけど。
また些細なことで喧嘩して、男性の趣味がどうしても理解できない彼女は「あんたなんて最低」って言って結局別れたってオチなんだけど。

それを観ていたら、これと同じ状況ではないけど、他人に自分の価値観を押し付けていた事を思いだしたので、その反省と自分がそういう人だったからこその対処法を書きます。

他人に自分の価値観を押し付ける女だったことを認め受け入れる

「自分の価値観を相手に押し付けていた」時がありました。

今だんだん自分自身を受け入れられるようになってきたし、冷静に自分を直視することにも慣れてきました。

自分自身を受け入れられるようになるというのは、どんなに嫌だと思う自分でも「そうだよね、私そういう所あるんだよね」って自分にOKを出してあげること。

昔はできませんでした。

本当はただ全身全霊好きな人から愛されたいだけなのに、デキル女を演じてる自分がいて、それを見透かされた時に否定してしまったり、本当はこのままのズボラな自分でいたいのに社会に合わせて頑張っている自分がいたり、本当は仲間外れされた時の心がまだ癒されていなくて、そんな自分が嫌だったり。

辛くて忘れてしまいたい、心にフタをしてしまい記憶にさえ残っていなくても感情だけは覚えていたりします。

最近はそういう自分を直視して、自分自身に「辛かったよね、そうだよね、大丈夫」って言えることで、冷静に自分と向き合うことができました。

自分の価値観を押し付ける人の心理とは？自分にOKを出せていない

私自身、他人に価値観を押し付けていたし、今は自分自身を受け入れることでそういうことはしなくなったからこそ、どちらの立場もわかるのですが・・・。

全ての人がそうとは限りませんし、答えは一つだけではありません、これは私の意見ですが・・・

他人に価値観を押し付ける人は、過去に何かが起きて自分の心を守るために強い信念を持ち、私は間違っていないという正当化してしまう部分がある気がします。

その信念とは自分が直視できない何かを一生懸命隠そうとしている所もあります。

例えば、母親とはこうあるべきだ！！それ以外の考えは絶対許せない！

そんな自分の考えや価値観を持ってる人がいるとします。それは昔、母親から自分が望むような対応をしてもらえなかったり寂しい思いをした事を隠そうとして、母親とはこうあるべきだ！と自分で作り込んだ価値観かもしれません。

母親の定義なんてないのに、ただ本当は愛されたかった。←本音はここだけなのに、その本音を隠したくて正当化したい価値観を他人にも押し付ける。

他人は自分の人生をコントロールできないのに、自分の人生は自分のものなんですけどね。

自分自身が自分の考え方や価値観、自分の本音を受け入れた時、初めて他人にもOKが出せるようになったんです。

だから他人はそのままの他人でいいわけでね。

自分の価値観を押し付けてくる人の対処法

私はこう思うからあなたもそうだよね！的な人に会った時は、堂々と自分の考えを伝えます。

ただ、相手の意見や価値観を否定しません。

「なるほどね、私はこう思うけど、あなたはそう思うのね」

以上。

昔は親身に対応していたので、イチイチ心がざわついていました。あ～押し付けられたって。

でも、今では「その人は信じたい何かがあるし、まだ自分自身を受け入れられていないかもしれない」と思うと、そうだよね～って心を広く対応できるようになりました。

あなたはあなた。私は私。

あなたの意見も尊重するし、私は私を尊重するよ。スタイルです。それでもしつこい人は離れます（笑）それが手っ取り早いです。

価値観を押し付ける人が目の前に現れたら、自分もそうだったかな？と見直すチャンスであり、そういう人はさらっと流してあげるのが一番だと思います。

他人は変えられない、他人を変えようともしない、それを「問題」と認識しない勇気を持つ、他人が価値観を押し付けてきたら「その人はただ自分の意見を言っているだけ」と捉えてること。

つまり、「そうなんだね」と尊重してあげること。（尊重はするけど、共感はしなくて良い。）

対処方法というのは、相手を変えることではなく自分の捉え方を変えることが、価値観を押し付ける人への対応だと今は感じています。

今日も皆様にとって良き一日になりますように。